ライブはLIVEでLIFEだなあ

昨日は、師匠のディナーライブに行ってきました。

山科の大野木邸。洛東迎賓館。お庭もいつもながら見事!

見学をお願いして、ほかのお客さんより早めに行かせていただきました。

森先生の動きを、細かく見学。

ご自身の楽器の準備や調整や様子見はもちろん。

音作りから、今日は何をするか、ゲストシンガーさんやバンドのみなさんと

打合せして。弾きながら、音響見て、バランス見て・・・

ピアノが443Hzだとか、この曲をDのキーでするとか

イントロ・エンディングはどうするか、だれがカウントだすかとか

・・・もう、見てて聞いてて、クラクラしました。

私、こんなの、できないー。しかも、こんなに短時間で

オーナーや、お客さんがいらしたら、お話して

電話がかかってきたら、案内して。

ライブが始まったら

時事ネタを盛り込みながらMCして演奏して

ソロまわしたり合図をして、音を調整して、進行をして。

司会や、シンガーさんや、客席とからんで。

笑いをとって、感動させて。楽しませて、しんみりさせて。

・・・

ゼロから自分が企画を全部たてて、背負って、進めていくことの

重圧や大変さを、ひしひしとみて取り。

特に、自分の体調や調子をだましだまし、でもしんどくみえないように

・・・プロってすごいな、バンドリーダーって大変だなと

改めて尊敬する宵となりました。

森嘉彦や、プロミュージシャンのみなさんの

楽経験、曳いていえば音楽人生を

短時間に凝縮して

それを見せてもらっているんですね。

・・・。

・・・例によって、また今回、時間を設けてもらって

弟子の私も弾かせてもらいましたが。

自分の技術や度量以外、何の心配もせず

お客さんとして座って弾ける幸せを

ひしひしと感じながら弾きました。

知ったお顔、親しいお顔がたくさん。

そして

マジックアイランドについてもらうというのは

握っているバットに、球を当ててもらうような

野球をしている気恥ずかしさはまだまだ

ぬけません。

でも、すこし、以前より、あわあわしなくなりました。

私も、音楽関係、音楽以外の人生をしっかり生きて

いろんなことたくさん吸収して

積み上げて行きたい、生きてみたい。