ザ・ラスト・ワルツ

先日、六甲道の行きつけのお店に

恐る恐る行ってみました。

マスターのいつもの優しい笑顔と、優しい豊かな味のコーヒーと

常連さんの姿がありました。

ほっと、しました。

だけど、目に見えないこと・・・つまり、マスターのバックグラウンドが

変わっていました。

8月ウクレレ曜日中止のきっかけになった内容の延長にある理由で

9月の末で、閉店しないといけなくなったと。

9月に最後のウクレレ曜日、やりましょう、というお話がありました。

自分の中で、どことなく、区切りの意識はありましたが

私の「止まり木」自体がなくなってしまうことの寂しさが、

急に押し寄せてきたようでした。

なっちゃんウクレレの音、耳に焼き付けとくよー」

 

楽しいだけで演ってきた、この半年。

この恩人の耳に残るのが最後なのであれば

自分のベストを聴かせたいな・・・

・・・あっ・・・私、

この人に限らず、聴いてもらえるすべての人に対して

そんな思いで、弾いていなかったね

私はこれまで・・・。

というわけで

今、できる限りの「おすまし」した演奏を

来月9月21日(木)14時から

してみることにしました。

六甲道REN・コーヒーでの

最後の「ウクレレ曜日」。

 

私の師匠が言っていたこと

「服や髪形を飾るよりも、よいリズム隊をつけるほうがお客さんのためや」

という言葉に従い

10年来、師匠のお口利きで

ことあるごとに、私の演奏を救ってきてくれた

プロのベーシストに、思い切って依頼しよう。

 

お世話になった喫茶店で

上手に音符と踊りたいから。

これから備えます。

One、Two、Three・・・