嬉しくて吠えて、くわえた骨を落とすの巻

3歳くらいはワケがわからず

児童館でピアノを習っていて。

山田耕作氏のお弟子さんという、優しい初老の男性でした。

覚えているのは、帰り道の

夕日が美しかったこと

それから、自分の番が来るまで

よく寝ていたこと。

 

ピアノは楽しかったのか、つらかったのか

それは覚えていないけど

その頃は

行くのは嫌だと思ったことはなかった

・・・私は

練習してたのかなあ?

バイエルとか弾いてたと思うんだけど

家で練習した思い出がない。

 

でも、覚えているのは

わたしが、ハ長調の音階を

単音で

4拍ずつ伸ばして

両手でユニゾンで弾いているだけなのに

ちゃんと、豪華な和音をつけて伴奏してくれたこと。

そして

伴奏つけながら私の手を見ている

やさしい、やさしい、その先生の顔。

 

・・・ってことは

私は、弾きながら、キョロキョロしてたってことか・・・

 

大人になった今も

注意散漫は、かわらない。

 

師匠に「Yeah-」と、掛け声いただくと

真面目に集中して、フレーズ紡がなあかんのに

師匠の顔みて、にこっとして、

フレーズを落として、あわてる(笑)

・・・

イソップの犬。

やれやれwww