まぐれじゃなかった。

日本全国にファンのいる

横浜のジャズギタリスト&ボーカリスト 

岩見淳三さんと弥生さんが

森先生の旧知の方のお店に

今年も来られるということで

仲間を誘って、

神戸は三宮の夜の街にくりだしました。

 

私のヘビロテCD

淳三さんのギタートリオ「JAZZ&BOSSA」を

求められる方が予想を超えたことで

駐車場に、ライブの合間に取りに行かれているときに

お戻りがおそく

間つなぎにと、弥生さんからご紹介をうけて

お店の大事なウクレレを借りて

一曲ご披露することになりました。

 

一生懸命弾いている間に

淳三さんがお戻りになって

お手合わせくださることになり

もう、一曲。

 

集中して自分の音楽をつむがないといけないのに

淳三さんのギター、聴きたい!

バッキングしてくださっているときでさえも!

耳が、そっちにいって

覚えようとか

岩見さんの繰り出すモチーフに

呼応したコードの弾き方をしたい

とか

実力以上のことをのぞんだり。

 

ミーハーおよび、しろうとはだめですね。

演奏途中で、手が思ったところにヒットしなくて

パニックになりましたが。

・・・

それも含めて、すごく、すごく

楽しかった。

弾いている間じゅう、しあわせでした。

楽しい失敗

安全な冒険

守られた空間。

 

ご夫妻、

河田オーナー、

聞く羽目になってしまった、お客さま。

私に幸せな時間をありがとうございます。

 

先月3月21日の体験は

まぼろし~」じゃ、なかった。

夢じゃなかった。

ああ、よかった。

 

あとで。

「まえより、ずっと進化してますよね、

ほら、このとき、こんな顔して弾いてはったんですよ」

三年前だったかにも

一緒に、ご夫妻のライブに行ってくださったFさん

私が、その時にお手合わせしてもらって

弾いている写真を見せてくれました。

 

すごい、苦しそうに

つらそうに弾いている。

眉間にシワよせて・・・

緊張と、弾くのに必死で

かわいそうな、以前のわたくし。

 

聴くのを楽しむをもくろんでいたのが

期せずして

憧れのひとと一緒に弾かせてもらうしあわせと

成長したと、いってもらえるしあわせの

一石3鳥の晩でした。

 

ことしの夜桜は

こころにしみそうです。

じーん。