ヒーローたちの休日

近年、とりざたされている

流通関係の人たち

ほんとう大変で、

再配達、まことにかたじけない。

 

わたくしが

ひと月かふた月に1回会う方に

明治時代から、紙切れ一枚から大荷物まで

のお仕事にかかわる方がおられる。

 

夜勤明けに、ゆらゆらーと来てくださったり、

「寝落ちしていけませんでしたー」とメールいただいたり。

 

その方が、先日いらして

「連休なんか、とれたことないですが

今回はじめて、いきなり、7連休です」

とのこと。

 

わたしも、うれしくなってしまって

そんなひとって、

どうやって過ごすんだろうと

根ほり葉ほり訊いてしまいました。

 

お友達と飲みにいこうと思っているんだって。

またある日は

お家で、あおるようにのむんだって。

 

ああ、なんだか、わかる気がするわー!

どこにいくでもなく、

特別なことをするでもない

でも、

こころおきなく

したいことができるってこと

 

明日は、お勤めしない

あさっても、お勤めしなくていい

じゃあ、浴びるように

好きなお酒のんで

翌日

くてんくてんになっても

いいんじゃないのー

酔いがのこって、昼前まで寝ていても

まだ、〇日もある!

結局普段の晩酌と量はかわらないんだけど

でも、でも!

 

うちの功労者は

私に

お茶各種を、浴びせられるように

容赦なく飲まされてます。

 

わたしは、いつもと

かわらない。

ふふん ♪

ばあさんのように早く起きて

コーヒー飲みながら

弦をはじかず

指板に指を走らせる、それだけ。